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トレンディードラマでは熱愛物が中心


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織田裕二が通称月9と呼ばれるようになった「東京ラブストーリー」で人気を獲得したことは前に触れましたが、その後アクション物への比重が高く、恋愛物からは遠ざかっていました。そんな中で再びトレンディードラマの恋愛ストーリーを演じることになったのがやはり月9であり、それが「ラストクリスマス」です。これは2004年10月11日から12月20日までフジテレビ系で放送されましたが平均視聴率は20%代を確保して、その人気の健在ぶりを示すことになりました。

ここでの織田裕二は婚約を解消する役柄を演じており、プライベートとは随分異なった役柄となっています。織田裕二扮する春木健次はハートスポーツという会社の第一事業部主任で仕事もできる上司で、女性からも人気があり、部下からの信頼も厚いという人物なのですが。

プライベートでは婚約者だった仁美から婚約を解消されてしまった寂しい独身者となってしまうのです。そんな中で、仕事で赴いたニュージーランドで、取締役の秘書を勤めている清楚な女性、由季という女性に出会って恋をするという話です。由季役は最近押尾学と離婚した矢田亜希子で、今では清楚な秘書ですがその昔は暴走族のレディースでバリバリのヤンキーだったという設定になっています。

織田裕二は「東京ラブストーリー」以来、実に13年ぶりの月9で主役を演じたわけで。「東京ラブストーリー」と同様脚本は坂元裕二、プロデューサーは大多亮というタッグだったことでも話題になりました。まさに月9のラブストーリー路線の再確認や原点回帰という役割を織田裕二が果たした感じです。

 

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